性同一性障害と女子トイレ

フィリピン人性転換女性モデルジーナ・ロセロ

戸籍は男性だが女性として生活する経済産業省の40代の職員が
女子トイレの使用制限は差別だとして国を提訴しました。

http://www.asahi.com/articles/ASHBY00QNHBXUUPI002.html

http://mainichi.jp/select/news/20151114k0000m040049000c.html

http://www.sankei.com/affairs/news/151113/afr1511130031-n1.html

http://www.nikkansports.com/general/news/1565964.html

http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/13/gid_n_8553222.html

このMTF職員は、人事担当者の了解を得て2010年7月から女性の姿で勤務していて、
更衣室も女子用を使用していました。

ですが、同僚の女性2人が同じトイレを使うことに抵抗を感じているので、
2階以上離れた女子トイレか障害者用トイレを使用するようにいわれた
というのです。

皮膚疾患などで性別適合手術が受けられなくなったというから、
男性器は取っていないようですね。

2011年に女性らしい名前に改名して、初対面の人にも女性として認識されて、
職場の女子会に呼ばれるようになったという話です。

それでも、女子トイレとか他の女性職員と同じ扱いをしてほしいという
ことでして、お気持はよくわかります。

上司に、「性別適合手術を受けないのなら男に戻ってはどうか」と
いわれたそうですが、それならとタイに行って女性になって戻るなんて
こともできないわけで、くやしいでしょうね。

ですけど、おちんちんがついているような人が女子トイレを使うことを
いやがる女性も少なくないことですし、かといってトランスジェンダー用トイレ
を作るというわけにはいかないだろうし。

とはいえ、女装して女子トイレに入って女の子がおしっこしている所を
のぞいておいて、見つかったら自分はMTFで心は女性だと言い逃れをしよう
とする男性もいるわけですし、むつかしい話ですね。