68歳で性別適合手術
「夢をあきらめないで 68歳で性別適合手術」という著書の題名通りに
三土明笑さんは、68歳で性別適合手術をして女性になりました。
三土さんは、5歳の時、「ボクのからだはこんなんじゃいやだ。
女の子のからだじゃなくちゃいやだ」と思って、
「神様、ボクを女の子にしてください」と何度も祈ったのだそうですが、
63年後に実現したわけですね。
もっとも、三土さんは、小学1年の時に「竿」をさわって快感を味わうなど、
性的には早熟だったそうですし、オナニーを覚えてしまうと
「この竿を切ってしまいたい」という願望は当面抱かなくなったのだそうです。
ですが、5歳でも性転換が可能なら、「竿」を「ワレメちゃん」
に作り変えて女の子になっていたかもしれません。
三土さんは、GIDの早期発見、早期「治療」の必要性を主張しています。
すなわち、性的違和を自覚したMTFは、15歳になる前に二次性徴抑制ホルモン
を投与して男性化を抑制しておいて、15歳か16歳でホルモン療法に移行すれば、
女性としての「パス度」高くできるということです。
トランスジェンダーの割合については諸説ありますが、三土さんは、
「わたしの感触で言えば、GIDは人口200人に1人ぐらいの割合で存在すると思う」
と書いています。
自分は以前、日本のトランスジェンダーは140人に1人なのではないかという説を
紹介したことがありますが、三土さんの見方はそれよりもやや少なめということ
になるわけで、どちらが正しいかは一概にはいえないでしょう。
日本のトランスジェンダーは140人に1人 2019年4月30日
http://fbvktcis.blog.2nt.com/blog-entry-53.html
あるいは、男の体に不満があり、ペニスへの嫌悪感が強く切ってしまいたいと
まで思っている重度のGIDは200人に1人程度でも、男であることがいやなわけでは
ないが、女性にあこがれていて、膣があって胸がふくらんでいる女の子になれる
のならなりたいというレベルの軽度のGIDは100人に1人か、あるいは50人に1人
いるかもしれません。
ゆかりは、軽度のGIDかも。
膣や子宮があって、胸がふくらんでいて、毎月生理になる女の子になりたいです。