日本では人口のおよそ1~2%程度がトランスジェンダー
『週刊SPA!』 2020年4月28日号に特集「[彼女は元男性]カップルに密着」
が掲載されました。
https://nikkan-spa.jp/1661251
元男性なのに女性として彼氏に愛されるなんて素敵です。
ゆかりも性転換して女の子になって男の人に抱かれたい。
ところで、日本セクシュアルマイノリティ協会・代表理事の吉美氏が、
「諸説ありますが、日本では人口のおよそ1~2%程度がトランスジェンダー
だといわれています」というのは本当でしょうか。
北海道文教大などのグループの研究では、性同一性障害の患者数は
約2800人に1人(0.04%)。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2100N_R20C13A4CR8000/
「電通ダイバーシティ・ラボ 2015」調査によれば、トランスジェンダーは
日本人の約140人に1人で0.7%。
性同一性障害の割合 2015年9月18日
http://fbvktcis.blog.2nt.com/blog-entry-16.html
国立社会保障・人口問題研究所による、大阪市民へのアンケートでは、
自分はトランスジェンダーだと答えた人が全体の約0.7%。
日本のトランスジェンダーは140人に1人 2019年4月30日
http://fbvktcis.blog.2nt.com/blog-entry-53.html
68歳で性別適合手術を受けた三土明笑さんは、
「わたしの感触で言えば、GIDは人口200人に1人ぐらいの割合(0.5%)」。
68歳で性別適合手術 2019年11月30日
http://fbvktcis.blog.2nt.com/blog-entry-61.html
吉美氏の1~2%は多すぎるかもしれません。
ですが自分が、
「重度のGIDは200人に1人程度でも、女の子になれるのならなりたいという
レベルの軽度のGIDは100人に1人か、あるいは50人に1人いるかもしれません。」
と推定しているのと吉美氏の1~2%とはほぼ重なり合います。
できれば、吉美氏の1~2%程度という根拠を知りたいですね。
(もっとも、自分の「軽度のGIDは100人に1人か、あるいは50人に1人」
という根拠を聞かれても困るのですが)